世界で唯一の農園刑務所(網走市)

 網走番外地として、全国に名高い網走刑務所ですが、その歴史は古く、明治24年まで遡ります。「釧路集治監網走分監」が網走刑務所の始まりですが、その目的は道央と道東を結ぶ”中央道路”の開削が目的で開削工事に1115人もの囚人がかりだされ、過酷な強制道路から病気にかかるものが914人、死亡者186人、逃亡者32人という監獄史上最悪と言われる記録を残しています。   網走刑務所では、道路工事のほか、自給自足の原則から畑地の開拓が盛んに行われ、明治28年現在の”二見ケ岡分監”(農業施設)が開かれました。広さは、約1700haで世界で唯一の”農園刑務所”と言われていたことはあまり知られていません。