| DMV(デュアル・モード・ビークル)周回コース先取りレポート |
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JR北海道は、平成20年4月26日から昨年に引き続き、線路と道路の双方を走れる新型車両デュアル・モード・ビークル(DMV)の営業運行を釧網線(釧路ー網走線)の浜小清水駅(網走管内小清水町)ー藻琴駅(網走市)間で実施します。(DMVの詳細) 6月までは2つの湖の周辺を巡るコースが設定されていますが、7月以降の運行は未定となっています。 今回実施されるのは、線路で11`、道路で25キロの計36キロ区間で、藻琴湖と涛沸湖の周囲を循環する所要時間70分のコースです。このエリアは網走から知床へ向かう途中に位置し、最も北海道らしい風景といわれる小清水原生花園や隣接する涛沸湖(ラムサール条約登録湿地)、寒シジミやモコト牡蠣で知られる藻琴湖など魅力がいっぱいの場所です。 特に2つの湖は、線路と並行して走る国道244号からも見ることができますが、その背後に広がる美しい農業景観や森林は、これまで観光客の目に触れることが少なかったと思います。 この機会に少しだけ紹介しましょう。 |
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先ずは出発駅の浜小清水駅。道の駅にもなっているので駐車場も広くトイレも清潔。周囲にはお店やラーメン屋のほか、キャンプ場や360度の眺望が楽しめる丘の上に建つ白いピラミッド型の「フレトイ展望台」などがあります。
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| 小清水原生花園は、網走国定公園のシンボル的な存在で駅舎もかわいらしいつくり。進行方向に向かって線路の右手には自然の花園とオホーツク海、左手には国道244号が線路と平行して走り、ラムサール登録湿地「涛沸(トーフツ)湖が広がります。湖側には馬が放牧され、日本百名山の斜里岳の雄姿が美しく浮かびます。次は数分で北浜駅。 |
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| 北浜駅は古い駅舎がそのままの無人改札駅ですが、中は喫茶レストランになっています。オホーツク海に最も近い駅として知られ、様々な映画ロケにも使われたことから観光客に人気の駅。隣にはミニ展望台があり、オホーツク海越しに見える知床連山の眺望は感動ものです。ここからあっという間に藻琴(モコト)駅に着きます。 |
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| 線路走行はここまで。藻琴駅からはゴムタイヤに切り替え道路を走行します。藻琴湖は、面積約1.1平方キロ、周囲約7キロ、最大水深約6メートルの海水と淡水を併せ持つ、いわゆる汽水湖と呼ばれる小さな湖。しかし、山椒は小粒でピリリと辛い。冬に氷を割って採る「寒シジミ」は焼いて食べれるほど大きく、また、この湖の牡蠣は味が濃く食通の間では「モコト牡蠣」として有名です。湖周辺はどこまでも真っ直ぐな直線道路と防風林に囲まれた農業景観が魅力。湖を一周したところで一度国道244号に入り車窓から見えた涛沸湖に向かいます。 |
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| 涛沸(トーフツ)湖は、2005年11月にラムサール条約登録湿地として正式登録された面積8、25平方キロメートル、周囲約28キロの美しい湖。小清水原生花園に隣接し、冬は白鳥など渡り鳥の中継地や越冬地となっています。内陸部周辺は藻琴湖周辺と同様、真っ直ぐな直線道路と畑が広がる農業地帯ですが、森を抜ける道路や美しい防風林景観が見どころです。涛沸湖周回コースの終わり頃に、湖の1部分が小さな橋で分けられている「第2涛沸湖」「裏涛沸湖」とも呼べる場所があります。観光客にはほとんど知られていませんが、DMVで橋を通る時には車窓から左右の湖を見ることができます。ここまで来ればスタート地点の浜小清水駅は目と鼻の先。約70分のDMVの旅いかがでしょう! |