オホーツクの北海道遺産

ワッカ原生花園・小清水原生花園
 原生花園といえばワッカ原生花園(北見市常呂町)と小清水原生花園(小清水町)が代表格。ワッカ原生花園はサロマ湖とオホーツク海を隔てる幅200m〜700m、約20kmに及ぶ砂州に広がっており、別名「龍宮街道」とも呼ばれる日本最大の海岸草原です。
 小清水原生花園は世界自然遺産の知床半島をオホーツク海越しに見渡す小高い海岸草原でラムサール条約登録湿地の涛沸湖に隣接しています。
お問合せ:常呂町観光協会(0152-54-2111)、小清水町観光協会(0152-62-2311)
ピアソン記念館
 アメリカ人宣教師G.P.ピアソン夫妻の私邸として1914年に建てられました。夫妻は道内各地を伝道し、その終着に選んだ地がアイヌ語で「地の果て」を意味する野付牛(現在の北見)でした。廃娼運動や慈善活動など、夫妻の志は今も北見の精神文化のよりどころとして多くの市民に親しまれています。設計者は近江兄弟社創設者としても知られているW.M.ヴォーリズ。
お問合せ:北見観光協会(0157-32-9900)
森林鉄道蒸気機関車「雨宮21号」
 「雨宮21号」は東京・雨宮製作所で製造された初の国産11トン機関車です。昭和3年、丸瀬布一武利意森林鉄道に配置され、国有林から伐り出した丸太や生活物資の搬送に携わってきましたが昭和36年に廃止。地元の強い要望で昭和51年、北見営林局から町に譲渡され、町は“森林公園いこいの森”を建設、機関車を走らせました。動態保存は国内では唯一のものです。
お問合せ:えんがる町観光協会(0158-42-5201)
オホーツク沿岸の古代遺跡群
 オホーツク沿岸地域では縄文、続縄文、オホーツク文化、アイヌ文化まで各時代の遺跡が分布し、遠軽町白滝村など内陸部では、旧石器時代の遺跡が多く見られます。
  オホーツク沿岸の遺跡は、樺太・シベリアなど大陸諸文化との関係が強く認められ、堅穴住居が連綿として残る常呂遺跡(北見市常呂町)、オホーツク文化遺跡として著名なモヨロ貝塚(網走市)、縄文後期の朱円周堤墓(斜里町)などが代表格です。
お問合せ:えんがる町観光協会(0158-42-5201)常呂町観光協会0152-54-2111)、
       網走市観光協会(0152-44-5849)、知床斜里町観光協会(0152-22-2125)
流氷とガリンコ号
 冬のオホーツク沿岸に押し寄せる海の邪魔者を逆手に取った流氷観光が人気です。紋別市ではアラスカの油田開発用に試験的に作られた砕氷船を「ガリンコ号」と名付け、流氷の海へ乗り出しました。沖合約1kmのオホーツクタワーでは、海底7.5mから流氷下のさまざまな生態の観測ができまする。紋別市は流氷研究国際都市を宣言し、流氷の大切さを訴えています。
お問合せ:紋別観光協会(0158-24-3900)
屯田兵村と兵屋
 屯田兵は明治8年の札幌郡琴似村に始まり、開拓と軍備のため、明治32年の士別、剣淵まで道内各地に37の兵村が置かれました。管内では上湧別町に当時の区画の北兵村地区と南兵村地区が残っており、屯田兵の歴史や暮らしがわかる郷土博物館も設置されています。また、北見市の信善光寺には屯田兵人形75体が祭られています。
お問合せ:上湧別町観光協会(01586-2-3600)、北見観光協会(0157-32-9900)