360度の大パノラマ 藻琴山(もことやま
 6月9日10時、小清水側登山口で「峠開き」が行われ、藻琴山登山が本格的に開幕となりました。式典出席の後、散策会に参加してみました。
  藻琴山は、日本最大のカルデラ湖・屈斜路湖の北壁上にそびえる、標高がちょうど1,000m(正確には1000mと2cm)の山です。
  豊かな自然が息づくこの山は、麓から頂上までの丸ごと全部がアウトドアフィールドとして楽しめることから、全国「自然100選」にも輝いています。その山容もさることながら、山頂からの眺めもまた息をのむ美しさで、360度の大パノラマ、特に屈斜路湖が眼下に広がる景観は圧巻です。  
 大雪、阿寒、知床と3つの国立公園に囲まれたオホーツク圏域での登山は、景観の美しさと大自然の厳しさを併せ持つことで人気がありますが、オホーツクでは「登山を始めるなら先ず藻琴山から」と言われるほど、子どもから高齢者まで幅広い層から親しまれています。 
 また、水の美味しさも自慢の一つ。藻琴山を源とする水は、日本屈指の水質を誇る名水で、大空町側では「銀嶺水」、小清水町側では「長命水」と呼ばれています。
 山頂に登るコースは主に大空町側から(頂上まで約20分)と小清水町側から(頂上まで約50分)の2コースがあります。今回は小清水町側からチャレンジしました。
 「ハイランド725」の駐車場からスタート。階段を上った後、しばらくハイマツの中の狭い道を進むと小さな広場に出ます。以前避難小屋があったようですが今は無く、片隅で小さなお地蔵さんが迎えてくれました。(下の写真)
 さらに進むと一部雪が残っていたり、桜が咲いていたりと、この時期ならではの光景が楽しめました。、まもなく屏風岩に到着。(下の写真:右端)
 屏風岩の横を抜けてさらに進むと平坦な場所に出ます。右手には雄大な田園風景、左手には屈斜路湖が望めます。
  ここまでくれば頂上はほんの目の前。2階にでも上る感覚で山頂に到着です。 途中から話相手になっていただいた平田自然保護官さんを記念にパチリ。お疲れ様でした。
 長い間厳しい風雪に耐えた抜いた木々。その不思議な形は自然の厳しさが創り上げた立派なアート作品です。
 初チャレンジでしたがほとんどこれといった苦労もなく無事登頂できました。大空町側からだと約20分でこの大パノラマを目にすることが出来るそうです。近隣市町村住民にとっては、天気のいい日に、頂上がはっきり見えるのを確認してから出かけても、十分に間に合うというのは嬉しいですね。疲れることが苦手な自分にピッタリの山でした。