ニュース News

ラムサール条約登録湿地 涛沸湖が正式登録 (網走市・小清水町)

(11月9日 北海道新聞の図から)


冬の涛沸湖(網走市・小清水町)

 国際的に重要な湿地を保全する「ラムサール条約」の第9回締約国会議が2005年11月8日、アフリカのウガンダで開かれ、国内の登録予定湿地が正式に登録された。今回の新規登録で、北海道は、現在の6ヶ所から12ヶ所に倍増。、国内全体の登録湿地も、現在の13ヶ所から33ヶ所になった。
 北海道の湿原は「釧路湿原」があまりにも有名だが、北海道には主なものだけで30を超える湿原があり、専門家によると国内の湿原面積の8割が道内にあり、その8割が道東に分布しているという。
 涛沸湖は、国設鳥獣保護地区で、国定公園の第2種〜第1種特別地域となっており、面積は8、25平方キロメートル。小清水原生花園に隣接し、冬は白鳥など渡り鳥の中継地や越冬地となっている。
 今回の登録でオホーツク海沿いに登録湿地が連なり、渡り鳥のフライトウェイ(渡り鳥のルート)が確保されることで、野鳥の楽園としてのオホーツク圏のイメージアップにも期待が寄せられる。

ラムサール条約

 ラムサール条約(特に水鳥の生息地として国際的な湿原に関する条約)は、1975年に発効。湿地の生態、動植物学上などの重要性を認識し、保全を促進させる狙いで、国内では釧路湿原が1980年に初めて登録されている。2005年2月現在、世界中に約1400ヶ所の登録湿地がある。登録されると、自然保護区などを設けるなど、湿地と水鳥の保全促進の義務を負う。


(涛沸湖に隣接する小清水原生花園)

Copyright © 2005 Okhotsk-Ken Kankou Renmei All rights Reserved.