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「妖精が遊ぶ森」(津別町)

 町のほとんどを森林が占める津別町は、日本で初めて「愛林のまち宣言」をした町である。
 中心市街地から津別峠方向に約20kmほど進むと、突き当たりには、森に包まれるようにひっそりとたたずむ
「ホテルフォレスター」がある。ホテル前の道を挟んだ向かい側には森林浴ができる深い森があり、散策道路が
整備されているが、一部の人以外あまり知られていない。
 6月中旬からは、愛らしいピンクの花をつける「クリンソウ」が、群生で咲き誇るのだが、その様はこの世のものとも思えない美しさをかもし出している。森の中には小川が流れ、少し進むと神秘的な小さな沼もある。
 これまで仕事やプライベートで十数回はホテルを訪れていたが、森には一度も足を踏み入れたことがなかった。今更ながら悔やまれる。
 この森にはもう一つ大きな特色がある。寿命を終えた倒木から新たな植物が芽を出し、成長していく「植物更新」が見られることだ。それは、さながら自然が作り上げるアート作品にも見え、ガーデニング好きや盆栽好きにはたまらない魅力だ。夜にはライトアップなど考えてもいいのでは?
 これほど神秘的で魅力にあふれた森が、何故、広く知られてこなかったのか不思議だが、ひとつはネーミングにもありそうだ。この森は「町民の森」というのだが、これでは魅力が伝わらない。
 「妖精の森」「生命の森」「奇跡の森」「カムイニタイ/神の森」・・・・。
 いっそのこと、「クリンソウ」とアイヌ民族に伝わる妖精「コロポックル」を合わせて「クリンポックルの森」なんてどうでしょう?いずれにしてもオホーツクが誇る屈指の美しい森であることは間違いない。

森の至るところに自然のアート作品がある


貴重なクリンソウが群生で見られる

自然が作り上げた作品はガーデニング好きにもたまらない

倒木の根から一本の白樺が育っている

小さな沼は、今にも妖精が舞い降りてきそう

森の中央を小川が流れる
 


切り株の根が鉢代わり


水辺のクリンソウ

倒木が鉢代わり

朽ちた老木から生え出した新たな植物

水面に映る立ち木が神秘的

蛇行する小川の岸辺に咲くクリンソウ

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