中国映画「非誠勿擾」(フェイチェンウーラオ)」大ヒット
 2008年12月30日の北海道新聞に大変うれしい記事が掲載されました。現代中国の男女の愛を描いたラブコメディ映画「非誠勿擾」のクライマックスに登場する道東の美しい自然景観が、多くの中国人民を魅了し、映画の大ヒットと同時に北海道ブームが起こっているというもの。2月下旬からは北京発のロケ地めぐりツアーも企画されているとのことで、観光客の入込減など厳しい環境にあるオホーツク圏観光ですが、中国人客の誘客につながり、入込減少傾向に歯止めがかかるように期待したい。

映画のPRポスター。阿寒湖が写っている

-12月20日付北海道新聞掲載記事から-
中国映画「非誠勿擾」大ヒット 
 道東などを舞台とした中国の正月映画「非誠勿擾」(フェイチェンウーラオ)が中国全土で大ヒットしている。映画は、現代中国の男女の愛を描いたラブコメディーで、クライマックスに登場する阿寒湖や能取岬などの美しい風景が感動を高める。映画を見た中国人からは「北海道に行きたい」との声が続出し、中国の旅行会社は「ロケ地巡りツアー」の検討も始めた。
道東の自然中国人魅了

 映画は、正月映画の旗手とされる馮小剛(フォンシャオガン)監督の新作で、国民的俳優の葛優(クォヨウ)と舒淇(スーチー)が主演。12月18日の封切り直後から爆発的な人気を呼び、1日平均の入場者は中国全土で数十万人に上る。題名の「非誠勿擾」は、中国の大衆紙などに掲載される結婚相手の募集広告でよく使われる言葉で、「本気で付き合える人を望む」という意味。裕福な中年男性の奏奮(葛優)が結婚相手をインターネットで公募し、応募したスチュワーデスの梁笑笑(舒淇)と心を通わせ、映画の後半で北海道に渡る。二人は釧路、阿寒湖、知床などで非喜劇を繰り広げ、過去に付き合った男性への思いを断ち切れない女性が、能取岬で自殺未遂を図るシーンで最高潮を迎える。 映画を見た中国人の多くは、美しい北海道の自然に感動。北京の女性会社員趙さん(32)は「北海道の空は澄み切り、海は果てしなく広く、温泉も魅力的。是非、行ってみたい」と興奮気味に語った。


網走市JR北浜駅
阿寒湖や能取岬舞台/ロケ地ツアーも検討 
 こうした声を受け、中国の旅行会社も映画ロケ地めぐりツアーの検討に入った。北京の招商旅遊の黄勤奮さんは「(網走市の)北浜駅や(釧路管内厚岸町の)国泰寺のシーンが非常に印象的で、コースに組み入れることも考えたい」と話す。
 道内ロケは、今年8月から9月にかけて行われた。中国メディアによれば、馮監督は北海道を選んだ理由を「二年前に旅行した時、とても美しいところだと感じ、撮影したいと思った」と語っている。ロケに協力した釧路市や網走市、網走管内斜里町などの自治体も映画の大ヒットを喜ぶ。
  釧路市観光振興室は「ウォン安で韓国人ツアー客が激減しているだけに中国人客の誘致につながってくれれば」と期待している。